このページは2020/09/09現在のゲーム仕様を元にしています。
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このゲームの6割がセッティングを占めるよ。残りの4割は改造だよ。どんなに廃課金してゴリゴリ改造した☆6パーツてんこもりでも、コースに合わせたセッティングじゃないと無課金勢やNPCに負けるよ。逆に言うと、セッティングがキマれば☆3パーツだけでも廃課金をマクれるよ。たのしいね。
パーツ一個一個に細かくパラメータとその傾向が割り振られているので、ちゃんと覚えて分析しないと中途半端なマシンにしかならないよ。
ここでは各パーツの解説と、それらの組み合わせからアプローチするよ。
実車以上にシャーシの特性が大きく出るよ。シャーシの傾向をまとめるとこうなるよ。各値の意味は後述するよ。
傾向 | 低スラスト角 | ↔ | 高スラスト角 |
---|---|---|---|
パワー向け | タイプ1 | ||
↕ | タイプ3 | ゼロ FM | スーパー1 TZ |
スピード向け | タイプ2 タイプ4 | スーパーFM |
スラスト角度は特に重要なので各シャーシのスラスト角を以下に列挙するよ。
シャーシ | スラスト角 |
---|---|
タイプ1 | 1.0° |
タイプ2 | 1.0° |
タイプ3 | 1.0° |
タイプ4 | 1.0° |
ゼロ | 5.0° |
スーパー1 | 8.0° |
TZ | 8.0° |
FM | 5.0° |
スーパーFM | 8.0° |
上を見ると解る通り、タイプ系シャーシはスラスト角度が低く、それ以外は高い傾向にあるね。
スラスト角度が高いほどコーナーで減速やすく、コースアウトしにくくなるよ。
スラスト角度が低いほどコーナーで減速しづらく、コースアウトしやすくなるけどラップタイムは上がるよ。
とりあえず、ウデマエ30ぐらいまではタイプ系シャーシにしておけば問題ないよ。 それ以外のシャーシはスラスト角の理解が進むか、ウデマエが上がってくると価値を見出だせるよ。
トップページに書いた通り、コースに合わせたボディ特性を選ぼうね。以下に一例を挙げるよ。
サーキットの傾向 | ボディ特性 | ボディ名(一部) |
---|---|---|
ストレートが多い | 最高速度上昇 | シャイニングスコーピオン マグナムセイバー ホットショットJr. |
コーナーが多い | コーナー減速防止 | ソニックセイバー アバンテJr. |
コースアウト防止 | ダッシュ2号 太陽 プロトセイバーJB |
|
ジャンプセクションが多い | ブレーキ性能上昇 | セイントドラゴンJr. ブーメランJr. |
バウンド抑制強化 | サンダードラゴンJr. トライダガーX |
|
デジタルコーナーが多い | スタミナ耐久上昇 | グラスホッパーⅡJr. ブラックセイバー |
言わずもがなだけど、マシンの特性を決める重要パーツだね。
実物とパラメータが全然違うよ。手元の1995年当時のタミヤのモータースペックと比べると、リメイク版のスペックが採用されたり年代がごちゃまぜになってるよ。
以下に各モーターの初期値を書いておくよ。
モーター | スピード | パワー | 消費電流 | ギア負荷 |
---|---|---|---|---|
FA-130ノーマル | 1380 | 495 | 1100 | 1100 |
ハイパーミニ | 1460 | 730 | 1000 | 1500 |
レブチューン | 1740 | 747 | 2000 | 1500 |
トルクチューン | 1430 | 1268 | 1700 | 1000 |
ハイパーダッシュ (超速GP使用不可) | 1900 | 1583 | 1600 | 1500 |
選び方は実車とほぼ同じ…と言いたいところだけど、モーターの種類ごとに改造できるメニューと数が異なるから要注意だよ。イメージとしてはこんな感じだね。
タイプ1に標準装着だった11.2:1と6.4:1のギアと、現代の実物にある3.7:1のギアを除けば、一通りのギアは揃ってるよ。
現状では、3レーンコースはスーパーカウンター、5レーンコースは超速ギアを使うって認識でOKだよ。 標準ギアとハイスピードギアは3レーンのジャンプが多いサーキットぐらいでしか使わないね。
ゲームでは
の三つに雑に分けられてるよ。実物とは区別がまるで違うから、実物の知識はいったん置いておいたほうがいいね。
ここで超大事なのが前後のタイヤ径だよ。このゲームでは実物では禁止されている前後異径が可能で、かつ、前後タイヤの性能が合成されたような挙動が見られるんだ。まだ完全には解明されてないけど、フロント小径:リア大径だと最高速度が大きく伸びるよ。
逆に言うと、前後同径にすると最高速度をかなり抑えられるよ。モーターの改造が進んで制御が効かなくなった時は、「フロント小径:リア中径」や前後同径にして制御するといいね。
それと、ジャンプセクションが多いサーキットでは「バウンド抑止」パラメータも大事だね。
小径と中経にバウンド抑止が付いてるよ。中経のほうが値が大きいよ。でも大径にはバウンド抑止が付いてないんだ。コースによって必要なバウンド抑制値を見極めようね。
まだ二次ブーム当時のタイヤしか存在しないね。ざっくりと解説するとこんな感じだね。
ちなみに、同じ材質でも色が違うと重さが異なる場合があるから、ちゃんとチェックしようね。
実物と同じく重要なポイントだね。ローラーは大きく以下三つのパラメータを持っているよ。
まずローラー経によって以下のパラメータ傾向があるね。まぁ実物と同じだね。
傾向 | ストレート | コーナー |
---|---|---|
小径ローラー | 減速しにくい?(影響小) | コーナーで不安定 |
↕ | ↕ | ↕ |
大径ローラー | 減速しやすい?(影響小) | コーナーで安定 |
一個ずつ説明すると指が爆発するから材質はカテゴリーにまとめるね。
見るべきポイントは実物と同じく、「ゴムリングが付いているか」「ベアリングが内蔵されているか」の2点だね。基本的には以下の中から、手持ちと相談して付ける感じだよ。
で、タイヤと同様に、同じローラーでも前後に付ける位置でローラー効きとローラー減速の反映度に差があるよ。
フロントにはゴムリング付きローラーを付けても減速しずらいよ。リアにはゴムリング付きローラーを付けると凄まじく減速するよ。よって、
が基礎中の基礎のセッティングになるね。
グレードアップパーツ「スタビポールセット」が何故か独立した項目で用意されているよ。
1本でローラー「14mmセットアップローラーズ」とほぼ同じパラメータを持っているね。現環境ではフロントステーの高いところにローラーをセットできないから、その代わりに付けている人が多いね。
ちなみに、見た目がおかしくなるけどサイドステーと一緒に装着できるよ。
そこそこの種類が出ているけど、見るべきポイントは2つだけ。「スラスト角度」の値と「スタミナ耐久」だよ。
スラスト角度はご存知の通りローラー取付軸の前傾角度だけど、このゲームでは実物以上に影響が出るよ。
まずスラスト0°の場合。アッパースラスト4°のFRPステーをスラスト4°未満のシャーシに取り付けると自動でスラスト0°に設定されるよ。
実物ではそんなセッティングにしたら最初のコーナーで飛ぶけど、ゲームでは「コーナー安定」さえ足りていれば飛ばないよ。この挙動は特殊なので、別ページで説明するね。
次にスラスト0°より大きい場合。みんな大好きエアロハイマウントでは3°、可変ダウンスラストステーでは5°になるけど、上菖蒲さんのマシンだと、スラストを2°上げただけのセッティングでホライゾンサーキットのタイムが1.5秒は落ちるよ。
モーターのスピードが2500を超えた辺りからはスラスト角以外にも「コーナー安定」を増さないとコースアウトしやすくなってくるので、ここから選択肢にフロントステーが見えてくるよ。
それと、「スタミナ耐久」はデジタルコーナーがあるサーキットで必要になってくるね。 FRPやジュラルミンのステーはもともとスタミナ耐久が高いので、これを伸ばす改造を施さないと完走すら怪しい事態になるよ。
ちなみに、僅かながら、どのFステーにも「エアロDF(ダウンフォース)」が付いてるよ。
「スタミナ耐久」を増やすか、ローラーの数を1個増やすために付ける場合がほとんどだね。ローラーの上下の取り付け位置は、あんまり気にしなくていいよ。とりあえずFRPスタビポール一択でいいんじゃないかな?
基本的には付けない(リヤローラを付けるとTZシャーシ用プラステーが自動で付く)方向で、ジャンプセクションが多いところはブレーキ機能つきステーを付けるといいね。
アルミステーは、なぜか一段ステーと二段ステーの重さが同じなので一段ステーはいらない子だね。スタミナ耐久値を稼ぎたい時には必須になるよ。
ローラーを付けられるものか否かで用途が全く変わってくるよ。
まず、どのパーツも「コーナー安定」をすごく上げることができるけど、「エアロDF」もオマケに付いてくるよ。
まずハイマウントステーから解説。これを付けると、なぜかコーナリングスピードがかなり早くなるよ。これについては挙動が複雑なので、別ページで解説するよ。
次にウイングについて。これは「エアロDF」を上げてジャンプ飛距離を縮めたい時か、「耐風」を上げたい時に必要になってくるね。 ジャンプ飛距離とバウンドの関連については、別ページで解説するよ。
「人権」とまで呼ばれるパーツがあるので必ず読んでね。
まず前提知識として、車体にはゲーム内には表示されない以下の「ノーマルアクセサリー」が標準で付いてるよ。
これとアクセサリーを交換してるイメージだね。 余談だけどノーマルアクセサリーのパラメータはアクセサリーを付け外しした時の車体総合値の差分でしかわからないよ。
まずゴールドターミナル。こいつが人権パーツだよ。持ってるなら必ず付けようね。
こいつの本質は「節電」パラメータだよ。☆6まで進化させて節電を伸ばす改造を最大限積むと3000近くに達するんだけど、これが有るのと無いのとではレース後半の減速率が段違いだよ。特に1分前後の長丁場のレースでは目に見えて効果が出てくるよ。
次は放熱フィンとアルミモーターサポート。こいつらにも「節電」パラメータが付いてるので、得に放熱フィンは二番手の人権パーツと言っても過言ではないね。これとゴールドターミナルをあわせると節電が4000近くになるよ。「後半で他のマシンを抜く」っていう漫画の世界が実現できるよ。実際は他のマシンが遅くなってるだけだけどね。
次はピニオンギア(紫)or真鍮ピニオンギア、中空軽量プロペラシャフト、フッ素コートカウンターシャフトの駆動系アクセサリーだね。
こいつらは改造で「ギア負荷」をノーマルアクセサリー以下にできるので、手が空いたら改造しておくといいね。
丸穴ボールベアリング
ボールベアリング(実物では六角穴のアレだね)
メタル軸受け(これは後代に発売されたね)
次は軸受け。上の三種類があるけど、基本的には「上にいくほどスピード重視、下に行くほどパワー重視」と覚えておくといいよ。コースによって付け替えようね。
最後はシャフト。これはとりあえずパワーを上げたい&スタミナ耐久を上げたい時は付ける感じだから、優先度はちょっと低めかな。
まとめると、「ゴールドターミナルと放熱フィンはマスト。必要に応じて他のアクセサリーは入れ替え」だね。
読んで字のごとく重りだね。残念ながらマスダンパーみたいなマネはできないよ。
実は、地味に「パラメータを一つだけ変えることができる」貴重なパーツだよ。
他のパーツは必ず2つ以上のパラメータが変化するんだけど、ウェイトだけは「重さ」とそれに起因する重心しか変えられないよ。
普段は外したままでいいけど、「みんなでミニ四駆」の「テクニカルサーキット」を極限まで突き詰めようとすると出番が出てくるよ。
それと超速グランプリのシーズン4,5のナイアガラセクションで車体姿勢を調整するために大事…と言われてるけど、正直ほかのパーツで調整するほうが大事な気がするよ。