以前のリビジョンの文書です
このページは2020/02/29現在のゲーム仕様を元にしています。
このページには、重度のミニ四駆沼成分が含まれます。閲覧には細心の注意を払ってください。また上菖蒲の個人的な感想が大半を占めます。マネしても速くなる保証は無いです。
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このゲームの6割がセッティングを占めるよ。残りの4割は改造だよ。どんなに廃課金してゴリゴリ改造した☆6パーツてんこもりでも、コースに合わせたセッティングじゃないと無課金勢やNPCに負けるよ。逆に言うと、セッティングがキマれば☆3パーツだけでも廃課金をマクれるよ。たのしいね。
パーツ一個一個に細かくパラメータとその傾向が割り振られているので、ちゃんと覚えて分析しないと中途半端なマシンにしかならないよ。
ここでは各パーツの解説と、それらの組み合わせからアプローチするよ。
実車以上にシャーシの特性が大きく出るよ。シャーシの傾向をまとめるとこうなるよ。各値の意味は後述するよ。
傾向 | 低スラスト角 | ↔ | 高スラスト角 |
---|---|---|---|
パワー向け | タイプ1 | ||
↕ | タイプ3 | ゼロ FM | スーパー1 TZ |
スピード向け | タイプ2 タイプ4 | スーパーFM |
スラスト角度は特に重要なので各シャーシのスラスト角を以下に列挙するよ。
シャーシ | スラスト角 |
---|---|
タイプ1 | 1.0° |
タイプ2 | 1.0° |
タイプ3 | 1.0° |
タイプ3 | 1.0° |
ゼロ | 5.0° |
スーパー1 | 8.0° |
TZ | 8.0° |
FM | 5.0° |
スーパーFM | 8.0° |
上を見ると解る通り、タイプ系シャーシはスラスト角度が低く、それ以外は高い傾向にあるね。
スラスト角度が高いほどコーナーで減速やすく、コースアウトしにくくなるよ。
スラスト角度が低いほどコーナーで減速しづらく、コースアウトしやすくなるけどラップタイムは上がるよ。
とりあえず、ウデマエ30ぐらいまではタイプ系シャーシにしておけば問題ないよ。 それ以外のシャーシはスラスト角の理解が進むか、ウデマエが上がってくると価値を見出だせるよ。
トップページに書いた通り、コースに合わせたボディ特性を選ぼうね。以下に一例を挙げるよ。
サーキットの傾向 | ボディ特性 | ボディ名(一部) |
---|---|---|
ストレートが多い | 最高速度上昇 | シャイニングスコーピオン マグナムセイバー ホットショットJr. |
コーナーが多い | コーナー減速防止 | マグナムセイバー アバンテJr. |
コースアウト防止 | ダッシュ2号 太陽 プロトセイバーJB |
|
ジャンプセクションが多い | ブレーキ性能上昇 | セイントドラゴン ブーメランJr. |
バウンド抑制強化 | サンダードラゴン トライダガーX |
|
デジタルコーナーが多い | スタミナ耐久上昇 | グラスホッパーⅡJr. ブラックセイバー |
言わずもがなだけど、マシンの特性を決める重要パーツだね。
実物とパラメータが全然違うよ。手元の1995年当時のタミヤのモータースペックと比べると、リメイク版のスペックが採用されたり年代がごちゃまぜになってるよ。
以下に各モーターの初期値を書いておくよ。
モーター | スピード | パワー | 消費電流 | ギア負荷 |
---|---|---|---|---|
FA-130ノーマル | 1380 | 495 | 1100 | 1100 |
ハイパーミニ | 1460 | 730 | 1000 | 1500 |
レブチューン | 1740 | 747 | 2000 | 1500 |
トルクチューン | 1430 | 1268 | 1700 | 1000 |
ハイパーダッシュ (超速GP使用不可) | 1900 | 1583 | 1600 | 1500 |
選び方は実車とほぼ同じ…と言いたいところだけど、モーターの種類ごとに改造できるメニューと数が異なるから要注意だよ。イメージとしてはこんな感じだね。
ちなみにタイプ1に標準装着だった11.2:1と6.4:1のギアと、現代の実物にある3.7:1のギアを除けば、一通りのギアは揃ってるよ。
現状では、3レーンコースはスーパーカウンター、5レーンコースは超速ギアを使うって認識でOKだよ。 標準ギアとハイスピードギアは3レーンのジャンプが多いサーキットぐらいでしか使わないね。
ゲームでは
の三つに雑に分けられてるよ。実物とは区別がまるで違うから、実物の知識はいったん置いておいたほうがいいね。
ここで超大事なのが前後のタイヤ径だよ。このゲームでは実物では禁止されている前後異径が可能で、color #ed1c24>フロント小径:リア大径だと最高速度が大きく伸びる</color>よ。
逆に言うと、前後同径にすると最高速度をかなり抑えられるよ。モーターの改造が進んで制御が効かなくなった時は、「フロント小径:リア中径」や前後同径にして制御するといいね。
それと、ジャンプセクションが多いサーキットでは「タイヤ反発」パラメータも大事だね。小径→中経→大径の順でどんどんタイヤ反発は大きくなるから、バウンドでコースアウトする時は極力「タイヤ反発」が小さいタイヤを選ぼうね。
===== タイヤ =====
実物とたいして違いは無いから、実物を触っている感でセッティングするといいよ。
* スリックタイヤは最高速度の伸びが良いけど加速力が少し低くバウンドしやすい
* スポンジタイヤは加速力が高くバウンドしにくいけどい最高速度の伸びが悪い
* レストンスポンジタイヤはスポンジタイヤの長所を伸ばした感じ
* ノーマルタイヤはいらない子
ちなみに、同じ材質でも色が違うと重さが異なる場合があるから、ちゃんとチェックしようね。
===== ローラー =====
実物と同じく重要なポイントだね。ローラーは大きく以下三つのパラメータを持っているよ。
* コーナー安定:コースアウトしずらさ
* ローラー効き(ローラー摩擦):コーナーに入った時の減速度合い?
* ローラー減速(ローラー抵抗):ローラーの転がり抵抗
まずローラー経によって以下のパラメータ傾向があるね。まぁ実物と同じだね。
^ 傾向 ^ ストレート ^ コーナー ^
| 小径ローラー | 減速しにくい?(影響小) | コーナーで不安定 |
| ↕ | ↕ | ↕ |
| 大径ローラー | 減速しやすい?(影響小) | コーナーで安定 |
一個ずつ説明すると指が爆発するから材質はカテゴリーにまとめるね。
* アルミベアリング(ゴムリング付き)
*
ローラー用ベアリング
*
プラスチック(ゴムリング付き)
*
標準プラ
*
セットアップローラーズ
*
ベアリング入りプラスチック(ゴムリング付き)
*
ベアリング入りプラスチック
見るべきポイントは実物と同じく、「ゴムリングが付いているか」「ベアリングが内蔵されているか」の2点だね。基本的には以下の中から、手持ちと相談して付ける感じだよ。
*
19mmアルミベアリング(ゴムリング付き)
*
14mmベアリング入りプラスチック
*
14mmベアリング入りプラスチック(ゴムリング付き)
*
9mmローラー用ベアリング
*
13mmローラー用ベアリング
で、タイヤと同様に、同じローラーでも前後に付ける位置でローラー効きとローラー減速の反映度に差があるらしいことが分かっているよ。
フロントにはゴムリング付きローラーを付けても減速しずらいよ。リアにはゴムリング付きローラーを付けると凄まじく減速するよ。よって、
* フロントには「ローラー摩擦を高める改造をいっぱい入れた19mmアルミベアリング(ゴムリング付き)」
* リアには「ローラー摩擦を弱める改造をいっぱい入れた14mmベアリング入りプラスチック」
が基礎中の基礎のセッティングになるね。
===== スタビ =====
グレードアップパーツ「スタビポールセット」が何故か独立した項目で用意されているよ。
1本でローラー「14mmセットアップローラーズ」とほぼ同じパラメータを持っているね。現環境ではフロントステーの高いところにローラーをセットできないから、その代わりに付けている人が多いね。
ちなみに、見た目がおかしくなるけどサイドステーと一緒に装着できるよ。
===== フロントステー =====
そこそこの種類が出ているけど、見るべきポイントは1つだけ。「スラスト角度」の値だよ。
スラスト角度はご存知の通りローラー取付軸の前傾角度だけど、このゲームでは実物以上に影響が出るよ。
実物ではスラスト角なんて付いてないFRPプレートでも1°、みんな大好きエアロハイマウントでは3°、可変ダウンスラストステーでは5°に達するよ。
上菖蒲さんのマシンだと、FRPプレートを追加しただけのセッティングでホライゾンサーキットのタイムが1.5秒は落ちるよ。
基本的にはフロントステーは何も付けなくていいよ。
ただし、モーターのスピードが2500を超えた辺りからはスラスト角を増さないとコースアウトしやすくなってくるので、ここから選択肢にフロントステーが見えてくるよ。
それと、ボディやウィングほどではないけど「エアロDF(ダウンフォース)」も付いてるよ。これも無視できないね。
FRPプレートにはエアロDF値が書かれてないけど、車体の総合値を見ると10とか20付いてるのが判るよ。
===== サイドステー =====
ローラーを上段に付けるか、下段に付けるか、そもそもローラーを付けないか…解明が進んでいない領域だね。スタビポール自体に「コーナー安定」パラメータが付いてるから、とりあえずFRPスタビポールを付けて上段にローラーを付ければいいんじゃないかな?
===== リアステー =====
そもそも4種類しか実装されていないので、選択肢があんまり無いね。基本的には付けない(リヤローラを付けるとTZシャーシ用プラステーが自動で付く)方向で、ジャンプセクションが多いところはスキッドステーorスキッドローラーを付けるといいね。
アルミステーは、コーナー安定値とスタミナ耐久値を稼ぎたい時に付けるといいね。逆に言うと付けてもデメリットはあんまりないので付けたままでもいいかもね。
===== ウイング =====
これも4種類しか実装されていないので、選択肢があんまり無いね。
付けると「エアロDF」と「コーナー安定」をすごく上げることができるけど、代わりにかなり遅くなるよ。まぁ普通に走らせてるぶんにはほとんど出番は無いね。
基本的には付けないでおいて、オーバースピードでコースアウトする時やジャンプ距離を短くしたい時に付けるといいかもね。
===== アクセサリー =====
「人権」とまで呼ばれるパーツがあるので必ず読んでね。
まず前提知識として、車体にはゲーム内には表示されない以下の「ノーマルアクセサリー」が標準で付いてるよ。
* ノーマルターミナル
* ハトメ軸受け
* ピニオンギア
* ノーマルプロペラシャフト
* ノーマルシャフト
これとアクセサリーを交換してるイメージだね。
余談だけどノーマルアクセサリーのパラメータはアクセサリーを付け外しした時の車体総合値の差分でしかわからないよ。
まずゴールドターミナル。こいつが人権パーツだよ。持ってるなら必ず付けようね。
こいつの本質は「節電」パラメータだよ。☆6まで進化させて節電を伸ばす改造を最大限積むと3000近くに達するんだけど、これが有るのと無いのとではレース後半の減速率が段違いだよ。特に1分前後の長丁場のレースでは目に見えて効果が出てくるよ。
次は放熱フィン。こいつにも「節電」パラメータが付いてるので、二番手の人権パーツと言っても過言ではないね。**これとゴールドターミナルをあわせると節電が4000近くになるよ。「後半で他のマシンを抜く」っていう漫画の世界が実現できるよ。実際は他のマシンが遅くなってるだけだけどね。
次はピニオンギア(紫)or真鍮ピニオンギア、中空軽量プロペラシャフトの駆動系アクセサリーだね。
こいつらは改造で「ギア負荷」をノーマルアクセサリー以下にできるので、手が空いたら改造しておくといいね。
丸穴ボールベアリング
ボールベアリング(実物では六角穴のアレだね)
メタル軸受け(これは後代に発売されたね)
次は軸受け。上の三種類があるけど、基本的には「上にいくほどスピード重視、下に行くほどパワー重視」と覚えておくといいよ。コースによって付け替えようね。
最後はシャフト。
ハードシャフトと中空シャフトがあるんだけど…上菖蒲さんはいまだに中空シャフトを持ってないのでノーコメントで…
とりあえずパワーを上げたい時は付けるといいんじゃない…かな…?
まとめると、「ゴールドターミナルと放熱フィンはマスト。必要に応じて他のアクセサリーは入れ替え」だね。
読んで字のごとく重りだね。残念ながらマスダンパーみたいなマネはできないよ。
実は、地味に「パラメータを一つだけ変えることができる」貴重なパーツだよ。
他のパーツは必ず2つ以上のパラメータが変化するんだけど、ウェイトだけは「重さ」とそれに起因する重心しか変えられないよ。
普段は外したままでいいけど、「みんなでミニ四駆」の「テクニカルサーキット」を極限まで突き詰めようとすると出番が出てくるよ。
それと超速グランプリのシーズン4,5のナイアガラセクションで車体姿勢を調整するために大事…と言われてるけど、正直ほかのパーツで調整するほうが大事な気がするよ。