<note>このページには、重度のレストア沼成分と2ストローク機関沼成分が含まれます。 閲覧には細心の注意を払ってください。</note>
なんで確保しようと思ったかって? キ ャ ブ が 新 品 で 出 る か ら さ 。
(1980年代のバイクのキャブの新品が出ることは奇跡に近い)
ガソリンタンクがねー 穴開いてるっぽいのよねー
お財布と相談しながら部品集め。
ブチ折りレーシングフェンダーレス仕様になってたのでノーマルフェンダー買ったりとか
クソみたいなシートとか
バッテリーとか
フロントフォークのインナーチューブ(まだ純正出る!)とか
タイヤとか
チェーンとか
1年かけてようやくパーツが揃った。
まずは最大の懸案事項であるガソリンタンクから。
もう当然のごとく手じゃ開かないのでキーシリンダーをガッツンガッツンタガネでシバいて開ける。
ギィィィィィ・・・・
(´◉౪◉)
( ´ ◉ ౪ ◉ )
( ´ ◉ ౪ ◉ )
タンクシーラーだ!タンクシーラーだコレッ!
グズグズに腐り果てたタンクシーラーの成れの果てが!!!
ほらだってこんなに簡単に!
ぺりっと!
すばらしいサンプルを採取できたぞ!今度の学会で発表しよう!
前オーナーがタンクシーラーを施工
↓
長期の放置でタンクシーラーの下層に錆が発達
↓
タンクに穴が開く
↓
そして今、上菖蒲史上最悪のタンクの汚れとして立ちはだかる
ということのようだ。
ふざけんなクソッタレ(真顔)
名前も知らない前オーナーにブチギレたところでタンクの穴が塞がるわけでもないので、 ちまちまと処理開始。
まず木ねじを投入。
次にシンナーとかキャブクリーナーとかママレモンとか塗装剥がし剤とか 考えられるありったけの攻撃性を持つ液体をぶち込んでフリフリシェイトゥナーイ
もうなにやっても埒が明かないので、薬剤の力で先に下層の錆を取る作戦に変更。
上菖蒲製作所の最終兵器サンドブラスターを引っ張りだして、この茶色の下がどうなっているか確かめる。
やっぱり駄目だったよ。
この他にも、溶剤攻撃とサビ取り剤でピンホールが20箇所ほど発生。 ハンダでちまちまと埋めていく。
ところが、数カ所がどーしても埋まらない。フラックスがうまく効いてくれないのだ。
のだ・・・
のだ・・・・・・
0(:3 )~ ('、3_ヽ)_
ああーっと上菖蒲選手ここで戦意喪失!!完全に現実から目を背けている!!
タンクを一旦おいといて、やる気奮起のためにエンジンの火入れに着手。
当然のごとくグズグズのガサガサになったエアフィルター。
新品のキャブ♡
毎度恒例“点滴”の登場。スパークプラグを交換して100万回キック開始。
ヘコッ
ヘコッ
ヘコベンッ
ヴェンッ!!ベンベベベベベトトトト
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
またしても10回もかけずに復活。ヤマハさんマジ神。