今回の依頼主はエイジ?(eijisss)さん
エイジ?さんがカスタムDDの両義式に持たせるナイフについて悩んでたようなので、名乗りを上げてみた
その昔はナイフマガジン購読してて、自作ナイフのいろはとか学んだり、それっぽいもの作ってわーいしてたこともあったのじゃよ。 予算は気にせず! ってことだったのでいろいろがんばってみる。
さしあたって資料を探すべく、Webをあさる。 出てきたのがこちらの記事。 しかしなんか違和感を覚える。こんなだったっけ?
劇場版空の境界のDVDを引っ張り出して確認すると、確かにそんなっぽい。 DVDから
けどなんか違う気がするよねーって、資料集も確認して違和感の原因がわかった。
小説の挿絵も探してみた。
小説挿絵と劇場版ぜんぜん違うやん!!!
作画モデルの都合とかなんだと思うんだけど、これだけ違うと違和感あって当然かなーと。 月姫時代に友達に紹介された割と古参の型月ファンの私なので、ナイフのイメージは小説版だったみたい。
エイジ?さんに確認を取ると小説版でいきましょう!ということになったのでこちらを作成することに。
素材として必要なのは、ブレイド用の鉄、ヒルトと柄頭の真鍮、柄と鞘の木材って所。 実際に刃をつけるわけでもないし、錆びが怖いので刃材はステンレスに。アルミだと色味が変わっちゃうし。 こういうものを集めるのは東急ハンズがベターなので、名古屋へ行った折に調達。
刃があんまり厚すぎるのもかなーと思って1.5mm厚のステンレス板を買ってきたけど、サイズに切り出すのが面倒だったので 後から追加で2x10mmの平棒を調達しなおし
各パーツを加工していくのだけど、サイズ感をつかむためにDD用のハンドパーツを借してもらった。
実際に持たせてみながら調整しないと、最終的にもてないものになっちゃうしね。
今回最大の難所。ただでさえ面倒な穴加工なのに、1/3スケールなために小さくて工具が入らない。 親父が死蔵してたボール盤を借りてきて下穴加工から。